臨床研修プログラム

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臨床研修プログラムについて

プログラムの特色

01 研修医の希望を取り入れた2年間のローテート

必修診療科以外に選択期間を設け、研修医の希望に合わせてローテートを組むことができます。
選択研修科やローテート時期などについても研修医個々の希望を取り入れて相談のうえ決めていきます。
研修の途中でローテートの変更を希望する場合にも相談のうえ柔軟に対応しています。

02 最初の2ヶ月は導入期研修

本格的な診療科のローテートに入る前に、2ヶ月間の導入期研修を設けています。
この期間に、カルテの書き方や基本的な医師業務、社会人としての基本知識、基本姿勢、態度について学びます。

03 救急研修は2年間を通してステップアップ

救急研修は段階を踏んで成長することを大切にしています。

  • 当直研修は指導医について「見習い」「副当直」「当直」と段階を踏んで研修します。
  • ブロック研修のほかに2年間を通して、週1回日中のER研修を行います。年間を通じて継続的に救急研修を行うことで、季節性のある疾患についても経験することができます。
  • 希望により協力型病院で三次救急を経験することができます。

04 教育担当医師を配置

研修医の教育を担当する医師を配置しています。研修医が心身ともに順調に研修が修了できるように、3ヶ月に1度、個々の定期面談を実施しています。
面談では、研修に関する悩みやローテートの相談、進路の相談等、何でも相談をすることができ、アドバイスをもらうことができます。
また教育担当医師とは別に、メンター制度を設けています。

研修期間割・一例

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年次 オリエン
テーション
・導入期【8週】
内科(総合診療科)
【12週】
内科
(消化器内科)
【8週】
小児科
【8週】
外科
【12週】
研修先 基幹型
並行研修 一般外来 一般外来
1年目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2年次 選択
(整形外科)
【8週】
内科・選択
(神経内科)
【8週】
救急研修
【4週】
産婦人科
【4週】
精神科
【4週】
地域医療
【4週】
内科(腎透析科)【4週】 内科(循環器内科)
【12週】
研修先 基幹型 協力型 基幹型 協力型 協力型 協力施設 基幹型
並行研修 一般外来

臨床研修病院年次報告

各研修の特長

内科

総合診療科・消化器内科・循環器内科は必修で研修を行います。また、腎透析科、神経内科(協力型病院)、呼吸器内科(協力型病院)を選択研修で行うことができます。
臨床研修医の成長に必要な総合力、疾患だけではない全人的医療を豊富な症例を通して学ぶことができます。

外科

手術をはじめ、周術期の管理・マネージメントはもちろん、外科を通してのプライマリ・ケアを念頭に置いた研修を行います。
急性腹症の対応、縫合など創傷処理・創傷管理(褥瘡など)も含め、虫垂炎、ヘルニアから気管切開、消化器がん・乳がん・甲状腺など、幅広く研修することができます。

小児科

将来、小児科に進まなかったとしても、子どもを診療する機会はすべての医師にあります。当院小児科の初期研修プログラムでは、非専門医が子どもの診療に必要な基本的な構えと目を習得することを目標に研修を行います。小児科では、日常的な健康相談に訪れる家族だけでなく、緊急性の高い状況に対応することもあります。適切なトリアージと同時に、不安な子どもやその家族に寄り添う姿勢を身につけていただきたいと思っています。

産婦人科

協力型病院で研修します。
産婦人科領域の必要最低限の知識と技術を身につけることを目標とします。妊娠の診断、妊産褥婦のケア、分娩管理、子宮がん検診、経腟経腹超音波検査、内診手技、急性腹症をはじめ様々な婦人科疾患の診断・治療を学びます。

精神科

協力型病院で研修します。
単なる疾患の治療だけにとどまらない心理的・社会的アプローチをする力量をもち、全人的な医療を一人ひとりの医師が展開できることを目標に掲げ、初期研修において最低限必須と考えられる精神科医療の考え方と実際を学びます。

地域医療

川崎協同病院の研修協力施設である川崎医療生協には、現在3名の常勤家庭医療専門医がおり、また家庭医療を学ぶシニアレジデントも多数在籍する全国でもまれな恵まれた施設です。
家庭医療の指導医とシニアレジデントとともに本格的に家庭医療を学ぶことができます。研修内容は、外来診療・訪問診療・乳幼児健診・医療生協組合員さんに対する健康増進のセミナーなどです。
家庭医療と各診療所(研修協力施設)については、以下のサイトもご覧ください。

※その他、協同ふじさきクリニック・医療生協かながわ戸塚病院を選択することが可能です。

選択研修

上記に加え、整形外科・脳神経外科・麻酔科・婦人科・救命救急センターなど、希望に応じた選択研修を行うことができます。

臨床研修について

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