先輩からのメッセージ

働きやすい職場環境があると思ったからです。私は保育園に通っている子供が二人いて、共働きなので、どうしても子供の急な体調不良で休む日があります。川崎協同病院は初期研修中、後期研修中に育休を取られた先輩方がいらっしゃったので、子育てに対する理解があると思い、志望しました。

医局に関しては話したことのない医師は一人もいないくらい、相談しやすい環境が整っています。立場や診療科に関係なく、自分にわからないことがあれば、相談に乗ってもらえます。医局以外でも自分が困ってそうな素振りを見せると、他のどんなメディカルスタッフの方でも積極的に声をかけていただき、助けてくれます。

アルコール依存症の患者さんの部屋の掃除に行ったことです。その患者さんは部屋がいわゆる『ごみ屋敷』状態だったので、退院支援として部屋の掃除が必要ということになりました。私、当院のソーシャルワーカー、行政の方など複数人で患者さんの部屋の掃除を行いました。その患者さんは断酒に成功しており、研修医の身ながら患者さんのQOL向上に貢献できたと実感しました。

一番の魅力は患者さんとの距離感がとても近いことです。上に挙げた部屋の掃除もですが、例えばエアコンが壊れて熱中症になった患者さんがいたら、我々医師もエアコンの修理費用などを調べて患者さんに提示します。患者さんの生活背景まで見て治療するとは良く聞きますが、当院ではそれがまさに実感できる研修になっています。