OB
H.Y
川崎協同病院を志望した
理由を教えてください。
大学受験で横浜市立大学を受験した際に当時医学生担当だった方に声をかけられたことがきっかけで医学部進学後の大学1年の6月に奨学生になりました。その後様々な見学や実習を年に数回させていただく中で、協同病院の充実した教育体制と研修内容に惹かれて最終的に志望を決めました。(具体的な内容については後述!)
川崎協同病院で学んだことが生かされていると感じる出来事を教えてください
現在は佐久医療センターの外科専攻医プログラムに乗り、今年度からみさと健和病院で外科専攻医1年目として後期研修医をしております。初期研修医が終わると様々な手技(採血、点滴ルートはもちろんのこと、CVC挿入や気管挿管に外傷対応など)を任されることが多くなりますが、川崎協同病院プログラムでは初期研修のうちにたくさんの手技をシミュレーターで研修した上で実際に行う機会がたくさんあるためスムーズに後期研修を行うことができています。
また、総合診療科、消化器内科、循環器内科、救急の研修が特に充実しており、外科に進んだ今でもそこで得た内科の力が大いに生かされています。
将来のビジョンを教えてください。
川崎協同病院に外科プログラムが無いこともあり現在の病院で研修させていただいていますが、最終的には川崎協同病院に消化器外科として戻ってくる予定です。ただ、一般外科専門医取得後も消化器外科専門医等の資格取得やスキルアップが必要なためそこは川崎協同病院が連携している昭和大学でお世話になる予定にしています。このように様々な医療機関と連携しているのも川崎協同病院の魅力だと思います。
そして最終的には川崎協同病院で3年目以降も残れるように外科プログラムを作りたいと思っています!
川崎協同病院の研修の魅力を教えてください。
一番の魅力は複雑な生活背景を抱えた患者さんが多いことです!ここで、「え?」と思った方はぜひ当院に見学へ!複雑な生活背景を抱えた方は、その人の「疾患」だけを解決しても根本的な解決にならないことが多く、その人の疾患の原因となっている背景(食事、家族、仕事、家、人間関係など…)にまで目を向けて他職種と協力しながら医療を行っていくことが大切になってきます。その人にとっての本当の「HAPPY」とは何かを常に考えながら医療を行っていくことは、将来どの国で、どの病院で、どの科で働くにしても必要な力だと思います。それが日本中のどこの病院よりも得られるであろう自負があります。
また、ローテートしている科の上級医とは別に研修全体を通しての教育担当医師がいて、いつでも気軽に仕事に関しても精神的なことに関しても相談できることはとても心強いところです。また、治療方針を自分で考えたり (もちろん上級医のバックアップのもとで)、手技を実際に自分が行ったりする機会がとても多く積極的に学ぶことができます。
他にも当直における夜間の救急対応の独り立ちが比較的早く、初診から検査、アセスメントまで一人で行う機会が多いため救急の知識や対応力が格段につきます。もちろん一人で行うとは言え、不安があればすぐに上級医に相談することはできますし、どれだけ軽症な患者でも帰宅させる際の判断は上級医に報告するシステムになっているため研修医が責任を背負うこともありません。ここも大きな川崎協同病院の魅力だと思います。
まだまだ、他職種の方がみんな優しいこと、給料が良いこと、有給含め休暇が取りやすいことなど魅力はたくさんありますがここでは書ききれないのでそこはぜひ実際に見学に来て確かめてください!
最後に、野球部をはじめとして様々な院内のサークル・部活があります!僕自身も今でも野球部の活動がある時は参加しています!